あのいまいましいブリッジは? 

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最近読んだボブ・ディランに関する本について

『ボブ・ディラン――ロックの精霊』 湯浅 学 (岩波新書)
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『ボブ・ディラン解体新書』 中山 康樹 (廣済堂新書)
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『ボブ・ディランという男』 デイヴィッド・ドールトン
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ボブ・ディランに関する本を三冊読みました。
来日公演も近付いてファンの熱気も高まっているだろうと思います。


『ボブ・ディラン――ロックの精霊』はディランの人生を追った伝記です。
ロックの精霊なるタイトルはなるほど、となること間違いない。彼のロックに対する関わりは精霊的であります。
ディランがグレイトフル・デッドに真剣に加入を迫っていたことは初めて知った。すごいな。
全体的に丁寧にまとめられていて読後は爽快感でいっぱいに。
それと同時にディランの飄々とした態度に煙に巻かれた感があります。
何者なんだろうね、一体。


『ボブ・ディラン解体新書』は文字通りな内容。
著者はかなりのディランファンであり、ファンの贔屓目(?)なしで、かなり辛辣に書かれている
『ラヴ・アンド・セフト』の盗作問題にも詳しく言及。
僕もこのことについてはかなりファンとして狼狽えた事を覚えています。
だって大好きなミュージシャンが言い逃れもできない程の「盗作」をしたわけですから。
ああ、例のフォークからロックへ転向した時の「伝説的エピソード」の嘘っぱちについても書かれてもいるんです。
この本については主にディランへの疑惑が焦点となっているように思う。
これを冒涜と見なすか、そうでないかは、それぞれのファンにかかっているだろう。


『ボブ・ディランという男』は彼のスタイルの変化を追った評伝。
ディランは長い活動期間で数々のキャラクターを演じてきて、そこには彼による故意的でエンターテイメント性に富んだ「嘘」もまじり、真のボブ・ディランとはなんなのか掴めない。
ディランの自伝も彼自身による著作でありながら「また嘘をついている!」とファンから非難されたことも。
「ディラノロジスト」と呼ばれるディランを研究する人もいて、人によればプライバシー何のそのってな具合でストーカー的研究をする連中がいます。
彼は自分のプライベートをできるだけ隠している分、そういった連中にはうんざりしてそう。
それくらい熱狂的になる程、彼という人物像、彼の歌と詩に魅力があるということなんでしょうけれども、度が過ぎたり、盲目的に崇拝するのは問題だと思う。
さておき、本書はディランという男に徹底的にクローズアップされて仕上がっている。
とても濃く読み応えのある本でした。満足満足。

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いずき

Author:いずき
ミスカトニック大学で人類学を専攻している学生です。
這い寄る混沌に会いたい。

座右の銘:人生ライク・ア・ローリング・ストーン

ほしいもの:等身大ボイド人形

自慢できること:赤ん坊の頃のオルセン姉妹を見分けられること

好きな映画:タクシードライバー

好きなディーン:サムがピンチの時にいち早く駆けつけショットガンをぶっ放すディーン

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