あのいまいましいブリッジは? 

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Stairway to Heaven/Highway To Hell

天国への階段。地獄のハイウェイ。
僕はどちらに行こうか……。

どういうこっちゃ。
えーと、そう。『Stairway to Heaven/Highway To Hell』というアルバムの音源をいただきました!
ありがとうございます、嬉しかったです。

えーと、で。
レッド・ツェッペリンとAC/DCの曲の名を冠したこのアルバムはハード・ロック/ヘヴィ・メタルのバンドによるカヴァー曲のオムニバス。
『モスクワ・ミュージック・ピース・フェスティバル』という1989年にソ連で開かれた大規模なライヴに伴い、チャリティー企画としてリリースされたそうです。
ドラッグ、アルコールの撲滅チャリティーで、取り上げている曲はそれらが元で亡くなった人や、その人が在籍していたバンドです。
リトル・リチャードは生きてるけど。
エルヴィスはまだ生存情報があったりします。この前は火星で発見されたそうですね。

曲目はこんなん。


01.My Generation / Gorky Park
02.Holiday In The Sun / Skid Row
03.I Can't Explain / Scorpions
04.Purple Haze / Ozzy Osbourne
05.Teaser / Mötley Crüe
06.The Boys Are Back In Town / Bon Jovi
07.Move Over / Cinderella
08.Moby Dick / Drum Madness
09.Hound Dog,Long Tall Sally,Rock N' Roll / All Stars Jam


ロック好きにはお馴染みの曲がズラッと。
しかもその曲をハード・ロックの第一線で活躍しているバンドが演奏しているってんだからわくわくです。

ザ・フーの『マイ・ジェネレイション』をカヴァーしているGorky Park(ゴーリキー・パーク)というバンドは聞いたことがなかった。1989年にソ連で結成されたバンドらしいです。
このアレンジがまた面白くって。『マイ・ジェネレイション』と言えば若者の欲求不満を爆発させたような熱き雄叫びの直球ロックンロール。
それをゴーリキー・パークなるバンドは様式美的なメタル・サウンドとして演奏しているのです。
癖になってついつい三回連続再生しました。好きです。

スキッド・ロウはピストルズの『さらばベルリンの陽』を。
スキッド・ロウはちゃんと聴いたことありませんでしたが良いですね。

スコーピオンズはザ・フーの『アイ・キャント・エクスプレイン』を彼らならではのジャーマン面の深い豪然たる格調深い演奏を聴けます。

オジーの『紫のけむり』はそれほど好きにはなれなかった。
ザック・ワイルドのギターは相変わらず冴えてます。

ボン・ジョヴィはシン・リジィの『ヤツらは町へ』をボン・ジョヴィらしいボン・ジョヴィ・サウンドで演奏。

モトリー・クルーはトミー・ボーリンの曲をカヴァーしています。
この曲……これがかいつまんで言うとLAメタル風というか、もっと言えば『ドクター・フィールグッド』風に演奏しているというか……。

シンデレラによるジャニスのカヴァーは素晴らしいです!
こう聴いているとトム・キーファーの歌唱法の元を辿るとジャニスにあるのではなかろうか。

印象的なリフとボンゾの力強いドラムが胸を打つ『モビー・ディック』はレッド・ツェッペリンの曲。
これはジェイソン・ボーナム、トミー・リー、ティコ・トーレスの共演だそうです。

ラストの『ハウンド・ドッグ』『のっぽのサリー』『ロックンロール』はライヴ・モスクワの音源のようで、豪華メンバーが交代交代で演奏。楽しい気持ちになれます。どれも楽しいロックンロール曲ですからね。演奏している人たちも楽しそう。
ライヴ・モスクワではヘッドライナーなどをめぐっていろいろと問題が起こったようです。
そういった居座古座はさておき、これほどのバンドが集まって一つのライヴを完成させたことはロック史に大きな足跡を残したことは言うまでもない。


カヴァー曲というのは、オリジナルの下地がありながらもバンドの色が出ていてごきげんになれます。
これだからカヴァー曲を聴くことはやめられない。
あと、アルバム・タイトルに『Highway to Hell』とあるのに、AC/DCのカヴァーがないのが少しだけ残念。



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いずき

Author:いずき
ミスカトニック大学で人類学を専攻している学生です。
這い寄る混沌に会いたい。

座右の銘:人生ライク・ア・ローリング・ストーン

ほしいもの:等身大ボイド人形

自慢できること:赤ん坊の頃のオルセン姉妹を見分けられること

好きな映画:タクシードライバー

好きなディーン:サムがピンチの時にいち早く駆けつけショットガンをぶっ放すディーン

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