あのいまいましいブリッジは? 

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なんで蛍すぐ死んでしまうんだァーッ

終戦記念日も近くなってきましたね。
部屋でコーラ飲みながら、ホラー映画を観る。嗚呼、平和でござるな。

この時期になると核がどうの、日本の戦争の責任がどうの、靖国に関してギャースカ言ってくる国があったりと、話題が尽きませんが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
こういったことについて議論を交わすのは僕には無縁というか、肌に合ってないので圧倒的傍観者として振る舞います。

そうそう。
今年も『火垂るの墓』は放送するんでしょうか。毎年の恒例行事ですよね。
あの映画ねぇ、子どもの頃見た時と、今見た時とでは、感性のフィルターが変わっているせいか、違った感想を持ちますね。
というのも、清太はんをあずかった尼崎のババァ。

子どもの頃はババァ死ねよ、と一方的に恨んだものですが、成人に近くなった今では、清太はんにも落ち度があったのかも……とか思うようになった。
清太の親父さんは海軍のエリートで家が裕福だったんですよね。
生まれた時から人生イージーモードで、飢えることもなく、もちろん労働なんてしたこともないお坊ちゃんです。
それが突然、アメリカの空爆によって母が死に、父親も戦死。どん底に落ちるわけです。
んでまぁ、尼崎西宮のババァの世話になるんですが、労働経験のない清太。
働かずに堂々と居候する清太。

そんな清太はんを見ている尼崎のババァは気に入らない。
そりゃそうです。我が子はこの戦火の中働いているのに、清太はんは働かない。
清太は生まれた環境のせいで、皆と同じように働く事ができなかったと。

害悪ババァは憎たらしいですが、ババァにはババァの理があったんでしょう。
清太はババァの嫌味に反発。意地をはって節子連れて家を出ていくことを決断。
それを、どうぞどうぞ、と突き放すババァ。これはムカつきます。
そして、最期は清太も節子も死んでしまうんですけど……
置いてくれる家があるだけありがたいのに、こういった軽率な行動は感心できませんが、清太の歳が歳なだけ、仕方ないと言えるのですが、なんとも悲しい話ですよね。

    23:29 | Comment:4 | Top
 
Comment
 
 
2010.08.10 Tue 09:23 naokichiman  #-
こんにちは、

火垂るの墓ですね、この映画はへこみますね。
太平洋戦争ものは絶対にハッピーエンドにはなりませんからね。
しかも子供を主人公にしたら、どうしようもないくらい救われませんね。

この映画の実写版があって、それはいわゆる「尼崎のババァ」視点での展開
らしいのでババァの理というものが分かるかもしれませんね。
僕は観ていないですけど。

この映画を最初に観た時に思ったんですけど、この子らの父親は海軍士官
な訳ですよね、だとすると軍人恩給が支給されたはずなのにと思うと、
本当に救われないですよね。
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2010.08.10 Tue 16:00 いずき  #0TN6pzxw
>naokichimanさん

どうも、こんにちは。
生まれてこの方、蛍を見たことがないっていうのがなんだかなー。

日本が太平洋戦争の映画を作るとなると、十中八九悲しい物語になりますね。
『パールハーバー』みたいにバカっぽいエンタメ映画なんて作らない(作れない?)でしょう。

>実写映画

僕も観たことないですね。
しかし尼崎西宮のババァ視点というのは面白そう。
働かずに家に居座ってる清太はんを具体的にどういう目で見ていたのか気になります。
まぁ大方「気に入らねぇ」といったものでしょうが。
地上波で放送してほしいな。

>軍人恩給が支給されたはずなのにと思うと

これは観るたびに思う疑問です。

確か、親父さんが戦死したらしいという報を聞いた後、預金を下ろして食料を買った(?)らしいのですが、節子は栄養失調で時既に遅し、といったものだったと記憶しています。
軍人恩給、支給された……のかな。節子は手遅れだったとしても、なぜ清太は駅で野垂れ死ぬ最期を迎えたのか。
だって、お金はあるはずなんですよ。

と思って調べてみると、お金があっても食料が買えない時代だったらしいです。
お米を買うにしても米穀通帳ってのが必要で、お金は使えなかったとのこと。
……現金は役立たず?
だから清太は死んでしまったのか……?

清太もうまく立ちまわることさえできれば、生き残ることができたと思うんですよ。
しかし、そう要領良く考えられる年頃でもないし、生まれた環境が障害になっていました。

「怠け者の清太が悪い、妹を死なせたのも清太のせい」と言い捨てることのは簡単ですが、清太の行動は正しいか正しくないかは別にして、妹を想っての行動だったのです。
あの歳の子ってのはよく勘違いしがちですし、それを正すのが大人の役目のはずなんですが、尼崎のババァはわかっていながら見捨てた。といっても当時にそういう大人の役目っていうような価値観があったのかは疑問ですが……。

せめて清太が我慢して、ババァを刺激しないように、パフォーマンスだけでも勤労意欲を見せたらなぁ……どうにかならなかったものか。

何だか、我ながら書いていることが支離滅裂になっていますが、無理矢理文章を締めくくると、今の時代に生まれて本当に幸福だと思います。
心底そう実感させられる映画です。
No title  [URL][Edit]
おはようございます。

大人になってからみた、『ほたるのはか』確かに違いました。

おばさん視点でのヤツをみた事があってやっぱりちょっといい人風にはなってました。(確か松嶋菜々子さん)
でも毎年してたんですね…
感覚的には二、三年空いてるのかと思ってました…
  [URL][Edit]
2010.08.15 Sun 10:53 いずき  #0TN6pzxw
>RINGOさん

おはようございます。

子どもと大人では作品への見方が違っているのが面白いですよね。
当初は尼崎西宮のババァはそんなにも悪くないかも、という印象を持った時は、もしかして自分は心が汚くなってしまったのではないか、と愕然としましたが、まぁ他の方の意見を聞いていると、そうでもないと知ってちょっぴり安心しましたね。

>おばさん視点でのヤツをみた事があってやっぱりちょっといい人風にはなってました。(確か松嶋菜々子さん)

松嶋菜々子さんですか。
アニメ版のババァは顔からして嫌らしさが滲み出ていますが、松嶋菜々子さんなら、むしろそっちに感情移入してしまいそうです。
機会がありましたら観てみます。

>感覚的には二、三年空いてるのかと思ってました…

よく考えてみると、去年してたっけ?と自信がなくなってくるんですが……
うーん、どうなんだろう。

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ミスカトニック大学で人類学を専攻している学生です。
這い寄る混沌に会いたい。

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