あのいまいましいブリッジは? 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
    --:-- | Top

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』について

僕が普段、できるだけ避けている映画はラヴロマンスものでありまして、
ただでさえ干からびている生活をおくっているっつーのに、なんだって現実逃避手段の素晴らしき架空世界のオアシスである映画にまで、よくわからん他人のロマンスなんぞを第三者的視点で静観せねばならんのだと。
最近、レンタル開始した人気作品というのが『あと1センチの恋』ってやつ。
1センチぃ? あと1センチってなんだよ、比喩的な意味かよ、それとも物理的な意味か? レオパレスのようなうっすい壁をはさんでの恋かね、壁越し1センチということか?
そもそも英語圏の映画だろ、センチ計算じゃないだろうがああああああああああっ!!!

そんなこんなで、これまで人生をおくってきたわけですが、考えりゃあこのブログで『新ビバリーヒルズ青春白書』の追憶なんぞをまとめた頃もありました。
うん、なんやかんやで観始めたらわりと楽しく観ちゃう。だけども正規の楽しみ方じゃあなくって、いろいろ心の中でぼやきながら楽しんでいます。表面上きれいに取り繕ったのより、どろどろした恋愛劇のほうが好き。
嘘の連発、人間不信、恋愛のパワーゲーム、駆け引き、恋敵を叩き落とす。そんな感じ。

『あと1センチの恋』は観てないんすけど、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』ってのを観ました。
一応これ、レンタルビデオ店のジャンル分けではラヴロマンスに枠付けされています。
え? 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』って何かって? そりゃ奥さん(誰?)、イギリスのベストセラー小説の映画ですよ。
直訳すると、グレイの五十の影。原作者はE・L・ジェイムズさん。
僕が大嫌いなトワイライトシリーズの同人誌のようなのを改変して、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』として書籍化した(んだっけ?)。
日本でも早川から和訳が出されています。超話題作だったんで僕も読みましたよ。
どういう話かっつーと、グレイっていう、アメリカの典型的な金持ちホワイトカラーな美青年がおりまして、この野郎がうぶな女子大生アナさんをSM調教するという話。
なんじゃいこれってなもんですよ。グレイは世間一般的な恋愛や性交渉は、こう、好きになれなくて、女の人を従僕させ、拘束したりムチとかでお尻パシーンって叩く嗜好を持つサディスティックな男の人なのだ。
読んでいて、「うわ、マジか」と思ったわけです。

そんでもって映画化でしょう?
日本でも全国公開されましたよ。もちろんのこと、R指定ですけど。
どっかのウリ文句では「ドSなイケメンにキュン死する女子続出!」とかふざけたこと書いていて、「あぁん?」ってなもんですよ。
それでびっくりしたのが、調教されるうぶな女子大生アナ役をダコタ・ジョンソンさんが演じると聞いて、「うわ、マジか」と思ったわけですな。
だってこの作品、すっげえ過激なんですもん。エロな意味で。これダコタさんが演じるって、観たくない。でもちょいと観たい。
手で目をおさえつつ、「きゃー」言いながら指の隙間で覗き見する感覚。いやあ、背徳感すごいっすなあ。

劇場公開していたときは観なかったんすけど(一人はさすがにちょいと恥ずかしい)、
七月はじめにDVDレンタル開始したんで、『戦争と平和』と『市民ケーン』の間にサンドウィッチして借りたよ。
ダコタさんどうなるんだろうなーとドキドキ感で再生したら、これがまた惜しげも無く晒しているわけですよ! 裸を!
濡れ場なども、かなりのハリキリ演技ですよ。すげえのなんのって。

ああ、ええと、簡単なストーリー紹介です。あれ? もう聞いたって?
まあまあ奥さん、ちょいと聞いておくんなまし。グレイがアナさんをSM調教する話だよ。おわり。
さっき聞いたって? だってこれだけなんだもの、この映画。

いやもちろん、SM調教だからってキワモノなイメージを持たれては困ります。
いろいろと葛藤とかなんやらあるんすよ。アナさんはグレイに惹かれていくところとかね。
アナさんはこれまでセッ○クスはおろか、キスもしたことがないおぼこい女子大生。って本当かよ。
すごく可愛くて、スタイル良くて、嫌味も無い女の子だよ。男がそんな子放っておくはずないではないか。
男は狼なのよってキャンディーズも歌っているではないか。あれ、ピンクレディだっけ?
どっちか忘れたけど、本当かね? 純血の誓をいをたてるようなクリスチャンな描写もなかったし、確か。なかったよね?
世の女性事情はわかんないから、これ以上勝手なことは言わんでおこう。

そんなわけで、アナさんは学生新聞の記者として、なんかの大企業のCEO(つまりめっちょ偉い)のグレイと面合わせします。
美青年の金持ちの将来有望の締まったお尻をしているグレイに心惹かれるアナさん。
一方グレイさんもアナさんのどこらへんかはわかんないけど、興味を持つのですね。
まあいろいろあって、お二人は距離を縮めるのですが、ここに来て発覚。グレイはSM嗜好を持つ紳士であった。
グレイの自宅に招かれたアナさんは、「僕には秘密があるねんな」とかなんとか、聞かされて、
アナさんは「あなたのすべてを受け入れるわ」とかなんとか、言ったような気もしないでもないが、グレイは「じゃあ秘密を見せよう。プレイルームに行くで」っつって、自宅の鍵で閉ざされた部屋に行くとそこはSM部屋。
ベッドが真ん中にドンと置かれていて、ムチやら手錠やらなんやらが壁にかけられている。まさにSMオールスターって感じ。
お金持ってる奴だから、必要な道具はすべて一から百まで揃っている。んでもって部屋は余すところなく掃除されているもんだから、なんつーか、綺麗な『ホステル』の拷問部屋って感じ。
アナさんは結構びっくりするんだけど、グレイが好きな気持ちは変えられないから、SMするわけ。

でもアナさん自身はそういう趣味ないから、グレイと食事行ったり映画観たり、ベッドで二人して眠ったりしたい。
映画やドラマで観るような恋愛をしたい。あなたを受け入れるけど、私の要望も聞いてよってなもんですよ。
せやけでもグレイは、僕はそういうの楽しめないのだと。ベッドではいっしょに寝ないのだと、まったく譲り合いの精神が無い。
僕は君を従属者にしてムチで叩いたりするけど、君は望み言う権限ないよーん。ひでえなおい。
しかししかし、アナはグレイを愛しているが、グレイもアナを愛しているっぽいのですね。それが世間一般的な視点からずれているだけで。
これは間違いなく恋愛劇ですよ。すれ違いというか、うまくパズルのピースがはまり込まないというか。
観ていてどちらにも感情移入してしまいつらい。グレイの場合は生まれ持ったサガなんだから仕方ないもんね。
「他人とは違うんだ」という悩みだってあると思うよ。
それでも幸せになろうと、強く生きる姿勢には胸をうちます。。どうしようもないキザでいけすかない野郎である点は腹立つが。

この映画、ラストはすっきりしないままエンドロールに入ります。
なぜかって? だってこれ、続編あるからね。ってうわああああああああああああああああああああああああああっ!?

はい、実は『フィフティ・シェイズ・ダーカー』、『フィフティ・シェイズ・フリード』と続く三部作の一作目なんすよ。
映画はあとの二作の製作も決定している。来年か再来年あたり公開予定だそうで。
どうなるか気になるっちゃあ、気になる。本当だよ?

今日はこんな感じです。

    17:50 | Comment:0 | Top
 
Comment
 
 






(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可
 
 
プロフィール
 
 

いずき

Author:いずき
ミスカトニック大学で人類学を専攻している学生です。
這い寄る混沌に会いたい。

座右の銘:人生ライク・ア・ローリング・ストーン

ほしいもの:等身大ボイド人形

自慢できること:赤ん坊の頃のオルセン姉妹を見分けられること

好きな映画:タクシードライバー

好きなディーン:サムがピンチの時にいち早く駆けつけショットガンをぶっ放すディーン

嫌いなディーン:地獄日初日に拷問側にまわり生き生きとした目で拷問するディーン


ホームページ
http://perepe.uijin.com/

Twitter
https://twitter.com/Izu_Perepe

Tumblr
http://izuperepe.tumblr.com/







我が墓碑銘



心はいつだってハード・ロック少年でいたい

 
 
リンク
 
 
 
 
カレンダー
 
 
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
 
 
最新記事
 
 
 
 
カテゴリ
 
 
 
 
月別アーカイブ
 
 
 
 
最新コメント
 
 
 
 
カウンター
 
 
現在の閲覧者数:
 
 
ブロとも申請フォーム
 
 
 
 
検索フォーム
 
 
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。