あのいまいましいブリッジは? 

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死ぬことについて

不穏な題名ですが。
人によってさまざまな「恐ろしいもの」とは自身の胸の内にあります。
その候補としてよくあげられるのが、「死」です。

確かに死が怖い。死ぬことによってこれまでの人生はそのまんまバッサリと切り取られる。
スティーヴン・キングは「この世で確実なのは税金と死だ」と言っていましたがまさに確実。
生を受けた瞬間、人は死に向かって歩み続ける。
生きてりゃあ必ずいつかは死ぬわけで、避けることなどできない。
こわい。

こわい……けど、いつかは死がおとずれるから安心できる面があります。
死は嫌だけど、ずっと生き続けるのだって嫌です。
どっかの鉱物と生物の中間の生命体となって死ぬこともできず宇宙空間をさまよう「永遠」なんて嫌だ。
いつかはちゃんと「終わり」がわかっているほうが心地良い。

さておき。
僕にとって死とは嫌なものだけど、それよりも嫌なのが痛みです。
そう、死ぬ際に痛かったり苦しかったりするのはすごく嫌です。
眠るように自然に死んでいくのならまだいい。
のたうち回って苦しんで苦しんで、絶望の淵にいるままお陀仏。さようなら、というのは勘弁。
できることなら平和に死んでいきたい。

そういえばこの週末、まとまった数のホラー映画を観ました。
いっぱい死ぬよね、ホラー映画。
人が湯水のように死ぬホラー映画を観ていると「生きててよかった!」と感じる。
チェーンソーで切り刻まれたり、鉈で首チョンパされたり、斧でゴリゴリいったり。
異常な負の空間で繰り広げられる残虐劇。
そんなの見ると安全圏にいる僕は、自分の心臓がしっかり動いていることにホッと胸を撫で下ろす。
「生への実感」を学ぶためにも学校教育には積極的にホラー映画を取り入れていこう!

というのは冗談ですけれど。
ともあれ、これまで見事に死を回避し生きてきての感想といえば……。
そうですね、生きててよかったなーと僅かなりとも感じることはあるものの、
そこに生まれてくる疑問は「生きている意味とは」だなんて。
「生きている意味」を深刻に考える人は世にいるけれど、僕はそれほど考えたことないです。
考えてみてもわからない。いや、わからないからこそ考えるべきであるとは思います。

生きていることの意味という大層なことはわからない。
だけどこれから順にレッド・ツェッペリンのリマスターCDが発売されていくから、それまでは必ずしも死にたくないことだけは確かです。

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いずき

Author:いずき
ミスカトニック大学で人類学を専攻している学生です。
這い寄る混沌に会いたい。

座右の銘:人生ライク・ア・ローリング・ストーン

ほしいもの:等身大ボイド人形

自慢できること:赤ん坊の頃のオルセン姉妹を見分けられること

好きな映画:タクシードライバー

好きなディーン:サムがピンチの時にいち早く駆けつけショットガンをぶっ放すディーン

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